頼む!話せば分かる!

パッと質問される。うまい答えが浮かばない。昔もたいして浮かんでなかったけど、それに比べても浮かばなくなってしまった。いや浮かばなくなったというのはデマだ。浮かぶのは浮かぶのだ。問題は浮かぶタイミングなのだ。こんなん書くと偉そうだが、ちょっと前まではちょっとうまい返しが質問されて2、3分後に浮かんでいた。だが悲しいかな、そのタイミングでは話題は変わり言えたもんじゃない。だから、返しが浮かぶまで、「アーウー!」と唸ったり、あれそれどれこれと、井上公造も真っ青のイニシャルトークで時間を稼いでいた。逆探知のおっさんだ。しかし、とうとうそんな時代も終わった。最近は返しが夜、床に入った時とか、風呂に入った時とか、質問からとんでもないインターバルで浮かぶのだ。そして悶々するのだ。だからどうしたって?ただそれだけの事だ。