先週の日曜日。

先週末は仕事もそこそこに高速バスに乗って彼女に会いに、行ってきた。
朝昼は一緒にテーマパークに行ったり、水族館に行ったり、
夜は酒を酌み交わしながら、別れ話。
そしてまた夜明けと共に遊びに行くという、変な構造の週末だった。
結局のところ、時間と距離が僕を変質者にした。ちがう、変質させた。
生活にまみれ、まみれた僕はいつのまにか恋人としての気持ちを失ってしまっていたのだ。
それに気付いた僕は、それを隠し隠そうとすれば、出来ぬ事もないが、いずれそれは突き破って、彼女の前に提示されてしまうだろうと思い、バスに乗り込んだのだ。
そして、自分自身の気持ちを、ありったけの言葉を使って伝えた。
本当に芯の芯までしっかりと聞いてくれた事に感謝したい。
ここのところ、ずっと不誠実に接してきた自分だからと思っての選択も、今になってもどうしたらベストだったのか、全く分からない。
つまりは全く僕のワガママ放題だったとも思える。
こっちの方が傷つかないからとか、何とか言う前に傷つけるなよ。
程度の差で僕は善人になりえるのか。
また会いたい、一緒にお酒を飲みたい人だから、
不変の部分まで消えてしまうのが、辛かったからの精一杯。
なんてやっぱり僕はワガママだ。