安否

尼ヶ崎の脱線事故
付近に在住の友人が心配になりメールを送ろうと思い立つ。
メールを打つ手が止まる。
何て送ればええねん!
僕にしてみれば、その友人が無事でいてくれたら、それで良いわけだが、ひょっとするとその友人の恋人や家族、はたまた職場の同僚、気のおけない仲間は巻き込まれているかも知れない。
あなたが無事と聞ければ、胸の支えが取れましたと言えるのか?
実際、僕の知らないたくさんの人々が亡くなり、傷付いている。
その事実の前に立つと、自分の友人が無事でした。はいOKとなってる自分が凄いちっこい感じがする。
人類オールラブな精神からは程遠くなる。
しゃあないのか、しゃあなくないのか。どっちだよ!
かといって、友人が無事かどうか気になってしゃあない。
と悩んでいたら時間ばかりが過ぎていってしまった。
結局、送ったのは他愛ない感じのメールになった。
イエローモンキーのJAMの一節じゃあないが、少し考えさせられた。