結果としてただの消去法になってしまった。

日曜京都メイン 第10回ファンタジー

過去10年の勝ち馬からは4頭のGⅠホースを輩出している注目のレース。特に新馬勝ちをおさめてから、ここを制した馬達の躍進ぶりは目を見張るものがある。
近いところから、昨年のラインクラフト。さらに一昨年のスイープトウショウ。古くはプリモディーネの3頭。こうなりゃ、該当してVの馬を追いかけて、このレースを買わないのが得策に思えてくる。


どんな馬が来るか。まず前走は必ず3着以内。これで登録22頭中8頭が消える。
では残りを条件ごとに分けて取捨する。


まずはキャリア1戦の馬。該当は2頭。
これは2着に大差を付けて勝っていれば圏内である。昨年のラインクラフトが0.8秒差。一昨年スイープトウショウは0.5秒差。今年はブラックチーターが0.8秒差を付けて勝っている。この馬はレベルの高い京都戦でのデビューなのもまた良い。素直に信頼。


続いて未勝利勝ち馬。該当は3頭。
これは過去全く連対なし。また3頭共にさほどアピールポイントのない勝利だったのもあって消しで良いと思う。


次に前走500万条件を使った馬。該当3頭。
『りんどう賞』好走馬が近年連対を果たしていることから、クリノスペシャル、マルカアイチャンは要チェック。後サフラン2着のグランプリシリウスだが、近年のサフラン対馬は連に絡めず、3着が指定席。しかし新馬ではクリノスペシャルに1秒差付けての完勝だけにこれは押さえる必要があろう。


続いて前走OP、該当は5頭。
まず気になるのが昨年のライラプス、そして一昨年はツルマルシスターが飛んでいること。この2頭の共通点は前走がオープンまたは重賞のマイル戦で、しかも好走していたということだ。ならば今年はコスモミールとニシノフジムスメが危険なのではないか。
原因が推測し辛く何とも言えないが、前述の2頭は共に差しの戦法であった。案外坂がある阪神や、直線長い新潟のマイル戦で好走した分、スピードが求められる京都1400に替わって位置どりが後ろがかりになり、差し損ねるケースへと発展するのではないか。
となると後ろから行くであろうニシノが危ない。また過去7年関東馬が連対していないので、思い切ってコスモとニシノを蹴飛ばそう。
さて函館2歳からのぶっつけになるラッシュライフ。過去このローテでの好走例はあるが、こちらも関東馬。押さえ程度でいいのではないか。
そして真打ち、アルーリングボイスセントルイスガール。まず小倉2歳からのローテでの連対がゼロ。ケースが少ないので何ともいえないが、やはり久々+1400以上の経験がないのは頂けない。なので消し。
アルーリングは前走で1400を使ったのが良い。完全に鞍上効果で奪取の小倉2歳は置いといて、試金石の前走をVなのは強調材料?いや、これが全くの弱い面子ばかりだったのが気になる。そこで1馬身差しか付けられなかったのがどうにも気になる。鞍上もかなりこのレースとの相性が悪い。妙味を考えれば消しでどうか。


結論は、ブラックチーター、クリノスペシャル、マルカアイチャンラッシュライフの4頭となった。少々強引になってしまったが、どうも荒れそうな気がする。これのボックスを買おう。