帝王賞

kannbenn2006-06-28



さて本日は大井競馬場にて、春のダート王者決定戦『帝王賞』が行われる。
現在、会社でこの文を書いているが、
この後、抜け出して現地に行くつもり。


さて注目は5枠6番カネヒキリの取捨。
ドバイWCを使った疲れはないのか。
実際、今年ドバイ遠征を敢行した、ハットトリックアグネスジェダイガブリンらは
国内復帰緒戦を落としている。
さらに昨年、ドバイWCに出走の現地方最強馬アジュディミツオー
遠征後、疲れが取れず、復帰がかなり遅れ、しかもその緒戦は3着に敗れている。
それでも過去、ドバイWCを使い、国内の復帰戦を制したのは
04年のアドマイヤドン、01年のトゥザヴィクトリーの2頭。
全く例がないとは言えないが、やはりドバイを使った点は割引き材料に考えたい。
またお釣りのなかった昨年のジャパンカップダート
圧勝のフェブラリーSを考えると、現状ベストはマイル。
2000mはギリギリのラインと考えると、
アジュディが飛ばす、厳しい流れなら、万全とは言えぬ。


ならばアジュディミツオーか。
とも思ったが、ここまで今年は4戦を消化し、
しかもレコ勝ちも含め、かなりタイトな競馬を重ねてきた。
また過去5年の帝王賞
前走マイル戦の馬が勝っておらず。
ペース面の変化への対応がカギとなろう。


狙いは5枠7番タイムパラドックス
昨年の優勝馬である。
確かに昨暮れの東京大賞典ではアジュディから1秒差。
続く川崎記念が0秒4差。
衰えは隠せない。
だが、昨年の当競走、そしてJBCクラシックを制し、
ジャパンカップダートでも0秒2差に駈けた地力は侮るなかれ。
この所の惨敗は、全て引っかかる気性の面が災いの格好。
今回、アジュディが飛ばし、他馬も早めに行く流れなら折り合いの心配は皆無。
ひと息入り、リフレッシュ。
それでも調教では終い抜群の伸び脚を見せているように仕上りは上々。
鞍上は騎乗停止により宝塚記念などに乗れなかった安藤勝。
前に目標を置いた時のこの人はやはり怖い。
馬券はタイムからアジュディを本線に3、4点。
今年は帝王タイムの復活Vに賭ける。